あらまき'sブログ

アクセスカウンタ

zoom RSS オンライン診療を開始

<<   作成日時 : 2016/06/21 22:05   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

本日よりあらまき内科クリニックでは診療スタイルのひとつとしてオンライン診療を導入しました。
このオンライン診療とは職場や自宅にいる患者さんがパソコンやスマホのカメラを利用して医者による診察を受けられる診療スタイルです。

私がこの診療スタイルを取り入れた最大のきっかけは、足腰が弱って歩くのが困難で、運転免許証も自主返納されたご高齢の患者さんにとって、わずかな距離にあるクリニックに通院すること自体が難しくなっているケースを目にすることが多くなってきていることです。

現在このような患者さんに対しては「訪問診療」といって、医者が患者さんの自宅に定期的に出向いて診察を行うことが一般的ですが、この訪問診療に対しては国が比較的高い診療報酬を設定しています。訪問診療を提供する医療機関が「在宅支援診療所」という資格を有している場合にはさらに診療報酬が高額になります。つまり訪問診療を受けられる患者さんには重症度に関わらず結構な経済的な負担がかかるのです(2016年の診療報酬改定である程度重症度に応じた診療報酬の差別化がなされました)。当然この高い診療報酬は国の医療費も押し上げます。また医者にとっても車で患者さんの家々を回るのは時間がかかるし、移動途中で交通事故にあうリスクを伴います。

もちろんご自宅で人工呼吸器を使用されていたり、必要な栄養を全て点滴で補っているような方の場合にはわずかな異変も見逃さいためには直接お身体を診察することが大切ですし、24時間いつでも急な病状の変化への対応が必要なので、このような方々にとっては訪問診療を受ける必要性が高いのは間違いありませんし、高度な医学的判断やスキルを要するため、訪問診療を提供する側がそれに見合う診療報酬を得るのも当然だと思います。

しかしこういった濃厚な医療は必要とせず、単に移動手段がないために通院が困難な方もたくさんおられます。なかには元気すぎてご自宅にお伺いしても世間話だけで済んでしまうような方もおられます(私にとってはこれはこれで楽しいし、貴重な時間ですが)。

2025年に向けて今よりもご高齢の方が増える我が国で、すべての通院困難な患者のご自宅を医者が回ることは極めて非効率的ですし、不可能だと思います。例えご高齢の患者さんを車で送迎してくれるご家族がいても、そのためにそのご家族は家事や仕事を中断し、さらに病院の待合で長時間待たされるのは苦痛ですし、社会にとっても損失だと思うのです。

日々、実際に診療をしながら「どうしたら皆が満足できて、無駄のない医療が受けられるのかな、提供できるのかな」と考えていたところにこのオンライン診療を国も認めたとのニュースが入ってきました。もしご本人、あるいはご家族の協力でパソコンやスマホを操作することさえできれば、自宅や職場にいながらにして(医者もクリニックにいながら)診察が受けられたらこのような無駄、リスクが減らせないだろうかと思いました。

画像


このオンライン診療、まだまだ日本でも始まったばかりですし、パソコンやスマホの操作ができないと受けられないというハード的な問題がまだ残る診療スタイルですが、今後は重要なツールの一つとして普及していくのではないでしょうか?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
オンライン診療を開始 あらまき'sブログ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる