あらまき内科クリニックでは特定健診をはじめ、各種健診も行っています。
今回は健診を受けることで、心筋梗塞を免れることができたケースをご紹介します。
2年前にも当院で健診を受けていただいた男性ですが、その際の心電図では特に異常はなく、血液検査やその他の検査、診察でも特に異常はありませんでした。
昨年は特に気になる症状もなく、また時間の都合がつかなかったこともあって健診は受けられませんでした。
そして今年、再び健診を受けられましたが特に自覚症状はありませんが心電図に変化がありました。
しばらく間をおいて確認した心電図でもさらに変化が強くなっています。
2013年
2015年9月
2015年11月
2015年11月の心電図異常は誰がみても明らかですが、2015年9月の心電図異常は正常と異常の微妙なラインにあり、2013年の記録と比べることができたために、異常の出現を捉えることができたと考えられます。
このケースは病院でのカテーテル検査をお願いして、心臓を取り巻いている重要な血管3本ともに動脈硬化で狭くなっている部分が確認されたために、心臓血管バイパス手術を受けることになりました。
3本のなかでも最も重要な血管(左前下行枝)の赤い矢印の部分で血管が細くなっているのがわかります。ここが完全に詰まってしまったら重症の心筋梗塞となり、命も危なかったでしょう。
糖尿病や高血圧症、脂質異常症、喫煙習慣があるとこのような動脈硬化ができやすいことはよく知られていますが、持病や症状がなくても、知らぬまに病気が進行している場合もあります。健診ですべての病気が早期発見できる訳ではありませんが、定期的に健診をうけることの大切が改めて認識できたケースでした。




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